製品の説明
戻る
水撃ポンプ
山地に近い農地などで水が必要としても、そこに電気が無い場合、エンジン付きの
ポンプを使ったりしなくてはなりません。19世紀の電気の無い時代に造られた城は
多くの場合、山の上に建っています。しかし、噴水があったりして水は豊富に使われ
ています。調べてみますと電気もエンジンも使わないポンプが存在します。
塩ビパイプ等を使い、意外と安価に出来る物です。今まで水が無い事で見捨てられて
いた土地がこれで農地等で利用できるようになります。
水撃ポンプは水の慣性力を使いますから、高いところから水を引くのではなく、水の
流れさえあれば水が流れている所より高い位置まで電気もエンジンも使わず水が供給
できます。今流れている水を塩ビパイプを使って水を採取した位置より下がった処で
水を放出します。その水の一部を高い所に上げるポンプです。理論的には水を採取し
た所と水を放出した所の高低差の約5倍の高さまで水を上げる事が出来ます。たとえ
ば高低差が1mあった場合5m高い位置まで上げる事が出来ます。上げる水の量は水を
採取する時に使うパイプが10センチ径で高低差が1m、3mの高さまで水を上げた場
合で20m3/一日位です。
電気も水も無い場所に田圃を造りお米を育てる事は不可能で諦めていませんか。この
ポンプを使えばそんな場所でもイネを栽培出来るのです。稲作農家として大々的にお
米を栽培する事は別として、自家消費程度の栽培ならこのポンプを使えば遠くに田圃
を確保する必要もなく、自給自足の食料確保が可能となります。 |