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     数あるサイトが有る中で、ここを訪問して下さった事に感謝いたします、「ありがとうございます」私は、学校を卒業してから

     40年以上建築の世界に身を置いてきました、昨年65歳歳の定年を迎えましたが、仕事の関係で1年退職が延びてしまいました。

     この40年の間に色々な建築に携わってきました。最初のUAEドバイの庁舎から始まり、陸上競技場、オペラハウス、3年後に独立

     してからは、個人の住宅、店舗、事務所、マンション、病院、工場、他などをてがけ、10年程前から、建材を直接輸入して使用

     し、個人住宅を建築主さんと一緒に建ててきました,、そして現在はサラリーマンです。

     それまで、卒業して30年間日本の建築の世界に居た私にとって欧米のサイトを調べて感じたそれは衝撃でした。日本の建物に使

     われている材料のほとんどが合成樹脂の工業製品です。これは世界の中でも日本が飛びぬけて多い状態だったのです。

     ヨーロッパもアメリカも住宅に使用する材料は結構な割合で天然素材が使われています。

     考えてみますと、工業製品はプラスティックや金属です日本の住宅で人が暮らす部屋の床から天井まで100%と言ってよいほど

     工業製品が使われています。工業製品は見た目は天然素材の様ですが湿度調整もしないですし、少しづつですがホームシック

     の原因物質を出します。時間とともに味が出るのではありませんし、その物もが汚くなります。

     40年ほど前、ドイツ人のご婦人から「なんで住宅にアルミサッシを使うのですか?ここは住宅でしょう」と言われました。

     その時は何を言っているのか理解が出来ませんでしたが、今はやっとその言葉に共感できるようになりました。

     アルミサッシは工事をするのも楽ですし、メンテナンスも楽です。木製サッシは工事も大変ですし、メンテナンスもしなくて

     はなりません、手間が掛かります、しかし、結露は無い、部屋の温度も外の環境の影響が少ない、遮音性も高い、人の目、心に

     優しい、等々アルミサッシで失われた価値があります。

     今年、今勤めている大手ハウスメーカーを退職します。これを機会に出来る範囲でいい、自然素材を使った物を住宅の中に増や

     してゆく仕事をしようときめました。

     とりあえず、アルミサッシの部屋側を木でカバーして、結露防止と、冷暖房効果の向上を目指す「木製カバー」。そして、プラ

     スティックがほとんどで、同じようなスタイルの「薄型テレビ」を木材で覆う、木製ケースで木製薄型テレビに簡単に出来る、

     「木製テレビケース」から始めようとおもいました。

     仕事の関係上(監理建築士)、一つの処にしか所属できない法律上の関係から、会社を起すのは退職後でまだまだ実績もない、

     会社もない、資本も少ない状態ですが、生涯の仕事としてやっていこうと思います、皆様のご愛顧をお願い致します。

     また、自分の力で自ら家を造ろうと行動したり、夢を持っている人がいます、とても素晴らしいことです。

     自分で家を建てる事は、好きな材料を使って思うような方法で造る事も出来ますし、工事費の中に1/3程度占める労務費の何割

     かを自分が行うわけですから、工事費も安くできます。

     しかし、それ以上に大きな収穫は何と言っても「達成感」です。家を造る事は人生最大の事業とはよく聞きますが、人生最大の

     「エンターテイメント」だと思います。

     その楽しさと達成感を人に渡すのはもったい無いはなしですね。でも、障害も有るのです。工事の仕方を知っている人はほんの

     一握りの人でしょうし、自分一人では作業も捗りません。

     二人でしなくてはならない作業も多々あります。結果として「10年かかりました!!」なんて話は当たり前の事なのです。

     そこで、「自分で建てた人」、「自分で建てている人」、「将来建てようと思っている人」、そんな人たちが力を出し合う

     「建物互助会」が有れば、建てた人に話を聞いたり教わったり、今建てている人は人手が助かり、これから建てようと思って

     いる人は経験と方法を知る事が出来る。そんな連絡用ホームページが有っても良いのではないかと思いました。

     「セルフビルド 手伝いっ子」というホームページを作りました。私は管理人をします。設計から設計監理、工事管理をしてき

     ましたから一通りは大丈夫と思います。

     このホームページは一応ボランティアのつもりです。解らない事や設計、建材の輸入の仕方等々、聞いてくださいね。

     
                                                        秋山 修二

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