三恵のケヤキ、南アルプスジットスタジアム

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■ 三恵のケヤキ

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 三恵のケヤキ(みつえのおおケヤキ)は、山梨県南アルプス市にある推定樹

 樹齢1000年超のケヤキの巨木で、国の天然記念物に指定されてます。

 三恵とは、この付近のかつての村名(三恵村)です。

 古くから名木として知られており、江戸時代後期に編纂された地誌で

 1926年(大正15年)には、「五つの枝を出し・・・畑の中に独立した

 樹であるが、遠くから眺めると林のように繁茂し・・」と、当時の山

 梨県教育委員会史蹟名勝天然記念物調査報告書第2輯に記載されてい

 るように、離れた場所から小山の如く見える威容を誇っていました。



 1928年(昭和3年)11月30日に「三恵の大欅」の名称で国の天

 然記念物に指定。1957年(昭和32年に指定名称が変更され、

 「欅」の表記がカタカナの「ケヤキ」となりました。

 威容を誇った三恵の大ケヤキも、老木によく見られるように空

 洞が幹に生じ、1959年(昭和34年)8月の台風や、落雷による

 火災などの被害を受けたことにより、現在では主幹の中央部が

 裂けて2本に分かれたように見えますが根元を良く見れば1本の

 巨大な樹木であることが分かります。1974年(昭和49年)に

 測定されたデータによれば、根回り16m、目通り幹囲14.65m、

 樹高21m、枝張り東方11m、西方5m、南方10.5m、北方

 16mと、大きく枝が四方に広がる巨樹です。1996年平成8年)

 には地元の有志により「三恵の大ケヤキ保存会」が発足し、

 土壌改良、腐朽防止、支柱の設置などの取り組みが行われ、

 2011年7月現在では樹勢は旺盛です。

  三恵の大ケヤキ




■ 南アルプスジットスタジアム

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 南アルプス市には、甲子園出場を果たした巨摩高校があり、また、

 伝統ある県下市町村野球大会での過去8回の優勝、少年野球におい

 ても県大会優勝など、輝かしい成績を残しており、県下でも野球

 の盛んな市です。

 総合公園に最初の施設として着手した本野球場、センター120

 メートル・両翼91メートルで、メインスタンド及び外野芝生

 スタンドを備え、峡西地域では初の公式試合のできる野球場として

 昭和61年11月に竣工しました。



 以来、市内外の多くの野球少年達が、甲子園を目指すと共に

 心身を鍛えるため白球を追っています。

 平成25年4月1日より、ジット株式会社がネーミングライ

 ツ・パートナーとなり、施設愛称が「南アルプス ジット 

 スタジアム」となりました。

 構造・面積

 鉄筋コンクリート平屋建、建物805.22平方メートル、

 グラウンド12,560平方メートル、センター120メートル、

 両翼91メートル、収容人員

 メインスタンド1,000人、芝スタンド7,000人、

  南アルプスジットスタジアム

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