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　精進ｹ滝は日本の滝100選に選ばれた東日本最大の名瀑です。

　落差121ｍを誇っています。北精進ヶ滝（きたしょうじがたき）は山梨

　県北杜市の南アルプス国立公園にある滝で、山を隔てた南精進ヶ

　滝と区別するために北精進ヶ滝と呼ばれるが、元来は精進ヶ滝と

　いえば当滝を指した。日本の滝百選の一つ。富士川水系大武川の

　支流石空川（いしうとろがわ）にかかり、標高1,400m付近から数

　段にわたり落下する。落差の総計は121mとも180mとも推定され、

　鳳凰山山域中で最大です。

　付近を糸魚川静岡構造線が走り、閃雲花崗岩の露出した断崖を流

　下して行く。直下には後述の九段の滝があり、さらに下流にも一

　の滝、二の滝、三の滝等複数の滝が続いており、石空川渓谷と呼

　ばれています。渓谷に沿って、遊歩道が整備されています。鳳凰

　山を信仰する行者が大武川を遡行する経路を通る場合、この滝で

　斎戒沐浴する事からその名がついた。また精進は障子に通じ、大

　岩壁を表す意味もあります。

　実際、滝の右岸側には花崗岩の大岩壁がそば立っています。

　 精進ヶ滝