南アルプス市には空き家が3、800軒あるそうです。空き家は世間では負の遺産的に思われていますが、
私の様な年金生活者にとっては希望の物です。
私は現在東京で借家住まいをしています、2月初旬に退職しましたので収入は年金だけです。
私は4年まえに就職するまでは自営で設計事務所を営んでいました、その事で年金は国民年金です。
今現在に払っている家賃が約14万円、駐車場代が約3万円、その他食事等を加えると都会で生活
するには最低でも20万円以上は必要ですね、年金で頂くお金を引いても毎月14万円を何らかの方法
で調達しなければなりません。働く事も一つの手段でしょうが働けるのはせいぜい後4年程度ですね、
その後はどうすればよいのでしょうか。病気をしたらどうすればよいのでしょうか。
喜ぶべきなのか悲しむべきなのか平均余命が年々伸びています、私が仮に平均余命まで生きたとしても
後14年あります。その内4年を働いたとしても10年は収入が望めません、4年でどれ位貯蓄が出来
るでしょうか、毎月働いて得る金額が15万円として月に20万円の経費が掛かりますから貯蓄に回せ
るのは2万円です、一年で24万円、4年で96万円です。働けなくなってから月に14万円不足する
訳ですから、半年で貯蓄は無くなります、残った9年半は生活保護しかありませんね、見栄を張るわけ
では有りませんが、それは避けたい。結果としてたどり着いたのが田舎に移住し自給自足の生活です。
田舎に移住し自給自足の生活をすれば住居費を別にすれば国民年金の支給額で生活できます、これは
仕事をしなくても生活できる事ですから安心ですね、そこで出てくるのが住居のことです。
住居を如何にして安価に手に入れて快適に住めるかの方法を考えなくてはなりませんね、そので浮かん
だのが空き家の利用です。幸い南アルプス市では空き家を改造するのに補助金を出してもらえるようで
す。
補助金の有る無しに関わらず、改造費を低く抑える事は残された人生を送るのに必要なことですね、そ
こで自分達で改造工事をしては如何でしょうか。知識も無い、技術も無いのに無理と思われるでしょう
が、地元の職人さんに来てもらい自分達はその下で働き、そして仕事を覚える事ができます。材料の調
達を工夫する、手間賃は1人分だけであれば普通一式を業者に頼む半額程度でできますね。そしてそれ
だけではなく、その経験を生かせば、それ以降の改修工事で収入を得る事さえ可能です。
しかも自分達で工事をする訳ですから気に入った様に出来ます、気に入った住居が安く手に入り、しか
もその後の仕事となり収入を得られるとしたらこんな良い事はありませんね。そしてその事を長く続け
て行く為に多くの人が1つの組合を作り広報と人手の確保、信用に繋がると思います。その為にも田舎
に移住して来た人が幸せな人生を送る必要があります、その為にも1人が良くてその他の人が不満を持
つ制度は避けなくてはなりません、それで次の様な決まりを作り実践して行き、それを見た人が田舎に
移住して来て仲間になる、そんな組合にしたいと思います、皆様のご理解、ご協力をお願いいたします。
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