工事例(2×4) 土台編                    次へ


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工事例(2×4)土台

木造建物の土台の参考例です、基礎の上に換気用の基礎パッキンを置きます。その上に土台

を敷きます。土台はアンカーボルトで基礎と繋ぎます。土材は基礎からの湿気の影響を受けま

すし、建物の荷重を受けます。それに、白アリに一番近いところに有る事と腐った場合取り替

える事が大掛かりになる事など考えて、檜やヒバ、栗などにしたいものです。この上に根太を

2枚(繋ぐ場所をずらして)置き、90ミリの釘で止めます。キワ根太を設置し終わりましたら

直行する根太を入れます、根太と根太の間に倒れ止めを設置します。2枚重ねるのは重量を支

えるのが主な目的ですが、曲がりを防ぐ目的があります。ですから、2枚は75ミリの釘で緊

結しますし、角は重なりを交互にして釘で止め、金物で補強します。近頃大手ハウスメーカー

だけでなく多くの工務店で根太レス工法と銘打って根太を省略していますが、それは単なる経

費節減だけが目的で、建物の寿命を短くする事につながります。根太は床の荷重を受けている

だけではなく、2×4という工法は四角い箱を作る事によって強度を出しているのですが、床

荷重は基のですが、床荷重は基礎から束で受け2×4から底を取っては箱が成り立ちません

が、それを無視した工法は手抜きとしか言いようが有りません。経済性という理由で建物の

耐久性を犠牲にして被害を被るのはその家の持ち主だけで、ハウスメーカーや工務店には損

は発生しません。なぜなら根太レスが原因で建物に結果が出るのは保証期間が過ぎてから

と、時間が掛るから造った処の責任か経年変化か証明できないからです。根太が出来上が

りましたら上に下地合板を張ります。下地合板は必ずサネ付いた物を使用しましょう。サネ

が無いと強度が不足するだけではなく床の鳴りの原因になります、後で張り替えす事は無理

ですから必ずサネ付合板を使用しましょう。厚さは最低15ミリ以上です。下地合板に必要な

強度は床がシナル事だけではありません。下地の強度が床を歩いたり物を落としたりした時

の音の大きさに関係します。ちなみに、米国等、靴を家の中ではいて生活する処では下地合

板の厚さは29ミリ以上で仕上げも20ミリ近くの物を使用しています。ですから靴を履い

た生活で2階の音を気にしなくて済むのです。下地合板を張る時の注意事項から必ず根太よ

り合板の方が狭くなります。張る前に全体寸法を測り、両側に半端な合板をは合板は企画寸

法です貼ようにしましょう。合板の上に上の壁が乗ってきますので、合板が根太の寸法と同

じになるようにしましょう。合板を張り終えたら夜露や雨にに合板が当たらないようにブル

ーシートを貼っておきましょう。尚、床合板を貼る時は合板と根太の間に「根太ボンド」を

付けましょう。根太ボンドは伸縮性のある接着剤です普通の接着剤の使用は避けましょう。

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