木製カバー

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既存のアルミサッシです。

ワインカラーの住宅用のサッシです、アルミサッシは昔に比べ格段に良くなりました。雨も入ってきませんし隙間風も
少なくなりました。しかし、夏は暑く、アルミ部分に触ると熱くて長くは触れないくらいですし、冬は外の温度そのまま
という感じの表面温度です。アルミの熱伝導率は同じ厚さの木の200倍くらい熱を伝えます、それにアルミサッシの
厚さは1.2ミリくらいしかありませんから、木で出来た窓に比べ約1000倍ほどに熱を伝えます。それが冬には結露とな
り、カーテンを濡らしたり床を汚したりするのです。
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そこで、アルミサッシに木で部品を作り、室内側のアルミ部分に付けてみました。


アルミサッシは結構複雑な形をしています。すべての部分の寸法を測り、計った寸法とスケッチを元に、
木で部品を作り組み合わせてアルミサッシに取り付けて見ました。木の平均の厚さが6mm、一番薄い
部分で3oの木材が使えました。使用部材はアメリカンヘムファー、それで熱の計算をしてみました。
アルミサッシに比べ約150倍の断熱性能があります。結露はサッシに接する空気の温度とサッシの表面
の温度差が5度以上あった場合、空気に含まれている水分が凝結して出来ます。一番薄い部分でも温
度差は5度以下です。結露の心配はまず無さそうです。ガラスを複層ガラスにすれば完璧ですね。
それと、アルミサッシも最近はカラーといい姿と言いけして悪くはありませんが、やはり木は心に温もりを
感じさせてくれるようです。いえの中が急に柔らかな雰囲気で居心地が良くなりました。